Movie Review : アイアムアヒーロー
ゾンビ映画を日本で製作することの意味
ZQNというゾンビが日本に大量発生して、さえない日常を送る主人公がヒーローになるお話。
大泉洋の様式芸とも言えるようなオトボケキャラもいいし、長澤まさみさんもせくしー。
全体的に気軽に楽しめるいい映画だったと思う。退屈しないし。
でも、韓国映画の「新感染」を見てその考えは変わった。
「新感染」の方が面白かった。
日本で本当にゾンビが出たら・・・
一部の生き残った人たちが戦うのはわかるけど、拳銃やライフルをバンバン撃つことが出来るの?
今はみんな銃器を取り扱えるの?
普通の男女が、拳銃をもっていきなり戦える?
みんな武器の扱いに慣れた即戦力なの?
そんな即戦力なら世界中で軍人の訓練なんていらないじゃん!
っていうことをずっと考えながら映画を見てしまった私はひねくれ者か?
グループの人間関係などは面白いポイントなんだろうが、見たことあるような印象。
そういう意味では、先ほどの「新感染」は韓国でのお話なのでゾンビ退治に拳銃は一切出てこない。
それでも「新感染」は列車内での乗客とゾンビとの攻防や軍隊の出動など、面白くて刺激的な映画に仕上がっていた。
日本でゾンビ映画作るなら、それが普通じゃない?
日本には銃器は普及してないんだから・・
まあ、最初に言ったように、普通に面白い映画でした。悪くはないです。
でも「新感染」の方がより練られていて刺激的だったと思う。
まあ、原作がそうなっているのだから仕方ないか。