Book Review ; 一瞬で相手をオトす洗脳術

苫米地英人さんの本に夢中で、全部読もうとしている

 

 

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少し前に「ちきりん」さんのブログを知り、とても面白くてちきりんさんの著作を全部読んだのだが、今は苫米地英人さんの本にはまっている。

が、なにせ少し前に苫米地さんは201冊目を書いているので読む本がたくさんあって大変だ。

たくさんあって嬉しいのは当然。

iPhoneキンドルの読み上げ機能で超高速で聞いているが、なかなか全部を読むのは時間がかかりそうだ。随時レビューを上げていく。

 

タイトルがユニークなので敬遠するかもしれないが、誰かをオトそうとしている訳ではなくすごく全うなことが書いてある良質な本だった。

 

もともと洗脳技術は、軍事関係者や政府高官だけがが国民を洗脳するために使っていた脳科学

それをなぜ苫米地さんが本に書いたかというと、一般人は洗脳されるばかりで何も身を守る術がないため、あえてこれを公開することによって、無抵抗に安易に他人や政府などに洗脳されないことを目指して書かれた。

一般人のために、最新の脳科学の知見を利用した「人に好かれる」「人から信用される」技術を分かりやすく書いてある。

 

 

具体的な技術は本書を読んで欲しいが、一番気に入ったのはこの部分

 

「心身ともに健康たれ!」

自称健康オタクの私としては、心底納得できた。

人から好かれたり、信用されたりするに値する自分、イコール心身共に健康な自分であれ、というのは同意できる。

 

「身体が圧倒的に健康になれば、心も自然に健康になれる」

 

健康であるための2つのルール

 

有酸素運動をあえてするまでもなく、歩いたりすればいいだけの話だと思う。 

栄養をなるべくとらない、ということは今ならよく理解できる。

 

現代人は誰でも、栄養を取りすぎなのだ。食べすぎなのだ。

私は、ヴィーガンという、肉と魚、乳製品を摂らない食生活をしているが、ガンガン登山もしているし元気である。

肉を食べないと元気が出ない、というのはウソであり、これも洗脳である。

1日30品目摂ろうという政府の施策も間違っているのだ。

国民は洗脳されているから、間違いに気付けず、せっせと栄養を摂り続ける。

そして栄養過多で多くの人が病気になっている。

国民の半分が癌に罹患しているって、おかしくないか?

その原因は、栄養の摂りすぎなのだ。

苫米地さんが言うように、

「目の前にあるものを感謝して少しだけ食べる」

ことだけすれば、そんなに病気にはならない。

 

話はそれたが、我々は皆洗脳されているから、必要以上にせっせと食べ続け、食事に手間とお金をかけて、そしてわざわざ病気になっているのだ。

そして高額の医療費をせっせと払うために、ブラック企業で働いたり長時間労働をしたりして疲れ切っている。

洗脳されているからそれに気付けない。

だから洗脳されないように自衛しよう。

 

 

この本には、具体的な洗脳の技術などが書かれているので、興味本位でもいいから自分で読んで確認してください。

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Book Review : 無病法

歴史的に最も有名な長寿者で名門貴族のルイジ・コルナロが書いた病気にならない方法

 

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ルイジ・コルナロは、ルネサンス時代に国家元首を出すほどの名門貴族の出身。

シェイクスピアが生まれた頃に亡くなった人である。

自身は若い時から贅沢を繰り返し30代で糖尿病になり、40代で死の淵をさまよう程重症化して医師から余命宣告を受けた。

「極小食をしなければもはや助かる見込みはない」と言われ、そこから彼の「食を節する」生活が始まり結局彼は102歳まで生きた。

 

彼が晩年に言った言葉が残っており、この言葉に私は胸を打たれた。

 

「私はこれまで老年というものがこれほど素晴らしいものとは知らなかった」

 

これが、100歳を過ぎた彼の言葉である。

彼は老年を過ぎて、これほどまでに素晴らしいと思える程の人生を謳歌していたのだ。

これを人生の終盤で言うことができれば、この人生は成功だったと言えるだろうと思えるだろう。

100年生きるという我々世代にとっては、これは朗報ではないか、私は読みながら嬉しくなってきた。

 

102歳まで生きたとしても、頭がぼんやりしていたり、足腰が弱くなってベッドに寝たきりになったり、チューブから液体の栄養を注入されたりしていたら、生きていてもつまらないだろう。

彼の頭はしっかりとして著述を続け、庭を設計し、大きな声で話したりと活発にしていたという。

そして死ぬときは、お昼寝するかのように穏やかに眠りについたというのだ。

長生きをそのもの目的とするのではなく、どのように長生きするかの方が大事だ。

そういう意味でも、彼の言葉には実践者としての重みがある。

 

「およそ中年以降の者にとって、自分の将来の健康に少しの不安もないということほど素晴らしいことはない」

そう、彼は健康に関して、何の心配も無かったようなのだ。

 

「食を節する」

食を節するとは、どういうことなのか。それこそが無病法の真髄である。

 

具体的にどうすればそのような人生が送れるのか、それはぜひこの本を読んでみて欲しい。

薄い本なのですぐに読めると思う。

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本書の半分くらいは訳者の解説となっているが、本書の本質を損なうことがない解説となっており、貝原益軒の「養生訓」の引用もあって日本にもこうした流行とは関係のない本質的な健康指南の書がもともとあったのだと気付かされる。

 

貝原益軒 『養生訓」』 

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Book Review : メモで未来を変える技術

タイトルは少し気恥ずかしいけど、本当に効果があった!

 

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人は一日に6万~9万の事を考えているらしく、このうちの90%は前日と同じ事を考えているそうだ。

だから私は、いつも頭の中がごちゃごちゃしている感じがするのかなと思い、本に書いてある通りに何でも小さな付箋に書いてみた。

付箋1枚に思いついたことを1つづつ書いた。

いつもたくさんの事を考えているつもりなのに、最初は数個しか書けなかった。

下記のように当たり前の備忘録のようになってしまった。

・歴史を学ぶ

・メルカリに出品する

・ミルフォード・トラックに行く

スターウォーズを全部見直す

 

しかし書いているうちに、もっと面白いアイデアを逃さずに掛けるようになってきた。その内容がとてもワクワク出来るような内容になってきた。

 

メモを書き続けているうちに、「自分はもっと話したがっているんだ」(P104)ということに気付き、「こんな人生を送りたいんだ!」「こういう風になりたいんだ!」というものがどんどん自分の中から溢れてくるようになった。

 

繰り返している同じ考え事は、実は「夢のかけら」というもので、これをちゃんと捉えて言葉を与えること。

あいまいな考えに言葉を与えて、それを繰り返し見返すことで、自分の潜在意識に自分の未来図を刻み付けること。

そのためにメモを取る。書いて書いて書きまくる。

 

書けば書くほど、書く事が増えてくる。

どんどん楽しくなってきます!

難しいこと考えずに、とにかく書いてみることをオススメします。

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Movie Review : 沈黙 サイレンス

過去の思想、信仰に囚われて現在「そこにある」幸せをないがしろにするのは人の常

 

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現在の感覚で判断すべきものではないと思うが、描かれる多くの拷問は酷い。

だが、全てが野蛮で人権もへったくれもあったもんじゃない時代。

だから拷問だけでなく他も酷いもんだった。

織田信長は、鉄砲の火薬1樽と交換に日本人女性50人を奴隷としてポルトガルに送った。その女性たちは当然売られて奴隷になったと思われる。

本当に酷い時代だった。ある意味今も昔もずっと酷いのかもしれないが。

 

映画を見ながらどうしても払拭できないこの疑問。

人を幸せにするのが宗教ではないのか?

他国にわざわざ布教しに行って苦しむ必要があるのか?

 

教会の上層部の思惑と、現場の宣教師との間には大きな隔たりがあると思う。

他国を殖民地化する政策の一環として布教をする上層部

貧しくて未開の人々を、豊かで開けた自分達が救ってあげるという上から目線だが純粋な気持ちで活動している宣教師も現場にはいただろう。

 

島原の村民は救いを求めたかっただけ、他の選択肢があれば他を信仰したのでは?

信仰という選択肢以外に、他の娯楽や気休めがあればまた違った?

 

殿様の、「お前の信仰は、民を幸せにしたか?」という問いかけは正しい。

過去の思想、信仰にとらわれて、現在「そこにある」幸せをないがしろにするのは、おろかな人の常である。

私も、宗教とは関係ないところでよくこの失敗をして、みずから不幸を招いてしまうことがよくある。

そのことを宗教の切り口から表現したのが、この映画ではないか?

 

原作を読んでいないが読んだらこの疑問は解決するのだろうか?

ぜひ読んでみたいと思った。

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Movie Review : 私はダニエル・ブレイク

一人の人間の誇りをかけた闘い

 

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ニュースで生活保護費を不正受給したニュースばかり流れるせいか

ズルをしている人がたくさんいるように見える。

もちろんそういう人もたくさんいるとは思うし、良い事だとは思っていない。

しかし、世の中はまともに生活している人が大多数だ。

まじめに働き、税金をちゃんと払ってまっとうに生活している。

悪事を働く人が圧倒的に少数派だから目立つから、ニュースになるのだ。

だけど、ニュースを見ている立場としては、1つでもそういうニュースを目にすると、「まっとうに働いているのがばかばかしい!」とか言ってみたりする。

しかし、もう一度言うが、大多数は真面目に働きまっとうに生きているのだ。

その大多数の1人が、この映画の主人公、ダニエル・ブレイクだ。

 

真面目に働いていたって、病気や怪我で働けない時ってある、長い人生必ずそういう時がくる。

だいたい、普通の人が生活保護を受給している人を「怠けている人」と見るだろう。

そういう人もいるだろうが、そうでない人も多い。それでも生活保護費を出した方が最終的にコストが下がって全体にメリットがあるからそういう制度が存在するのだ。それなのに生活保護費」をもらってない人は「真面目で賢い人」もらっている人は「怠惰で愚かな人」という風に勝手に決め付けていないだろうか?

 

そういう風潮と社会システムに対して、ダニエル・ブレイクはもの申す。

 

「私は、依頼人でも顧客でもユーザーでもない

怠け者でもたかり屋でも物乞いでも泥棒でもない

私はきちんと税金を払ってきた真っ当な市民だ

誇りを持ってそうしてきた

身分の高い者には媚びないが、弱い者には手を貸す

私は、ダニエル・ブレイク。人間だ。犬ではない

私は施しを求めているのではない。

当然の権利を要求しているのだ。

もっと敬意を払って接してくれ。

私は、ダニエル・ブレイク。

1人の市民だ。それ以上でも、それ以下でもない」

 

どんなに真面目に生きていたって、誰でもこれからはAIに容赦なく仕事を持っていかれるのだ。ダニエル・ブレイクはまさに、自分の姿。

そういう自覚をもっているか?自分に関係ないと言えるか?

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Movie Review : やさしい本泥棒

「やさしい人々、やさしい映画」

 

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母から引き離され弟を病気で失った少女があるドイツ人の夫婦の下に養子にくるところから物語が始まる。

新しい両親になかなか心を開けない少女

聡明だが、教育を受けられなかったため字が読めない

それに気付いた父親が少しずつ字を教えて一緒に本を読んでいくところがいい

「私も苦手なんだよ。いっしょにやっていこう」

 

私自身、本は、それを読んでいた時に近くにいた人や読んでいた時の景色など色々な思い出がそれ自体についてくる意味深いアイテムだなと思った。

「本を焼く」という行為があらゆる戦争や独裁でされてきたが、それは人間にとって最も過酷な仕打ちなのかもしれない。

 

少女が出会ったたくさんの人々と、彼らとの思い出の数々が描かれる。

喪失や絶望やちょっとした悪戯や友達とのおしゃべり、いじめっ子たち。

幸せな事ばかりじゃないけど彼女の人生を鮮やかに彩る人々

全ては終わりに向かっていく過程の人生のかがやき。

 

市長の妻は喪った息子の蔵書を息子の思い出と共に大事にしながら生きている

少女に本をたくさん見せてくれる

 

書くことを主人公に薦めてノートをくれたユダヤ人青年

「今日の天気は?」

「曇ってた」

「それじゃよく分からない、君自身の言葉で教えて?」

 

川に流されたノートを川にもぐって必死に拾ってくれた「レモン色の髪の少年」

「おてんば」と呼んでいつもそばにいてくれた

 

情け深い愛情をもっているのにそれを表現することを恐れた母親

 

少年のような軽やかな心をもったアコーディオン弾きの父親

 

やさしい人々たちを無常にも死神が連れて行く

死神は実に淡々と仕事をする。

でも実は現実世界よりもしかしてそのほうが幸せなのかもしれない。

 

彼女にはある使命が残っていた。

それを全うするために生き延びてそれを果たしたようだ。

 

彼女のもともと持っている使命を全うするための悲劇だったのか?

その悲劇があったから彼女の使命が生まれたのか?

 

ナチス支配下のドイツという国のある町での出来事を、幼いが冷静で聡明な少女の目を通して描いた「やさしい」映画です。

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オススメ歯磨き粉:オーラルケア アパガードリナメル

長い付き合いのできる信用できる歯磨き粉

 

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昔、芸能人は歯が命!とかいうへんなコマーシャルがあったが、芸能人でなくても誰でも歯は

印象を左右する大事なアイテムで、男女問わず、髪型の次に気にすべきなのは歯である。

歯を気ににすべきなのは、今や芸能人だけではなく、一般人も身だしなみとして歯を清潔に保ち、見た目を美しくするのが必須であると考える。

とても素敵な人が、ニッと笑うと歯が汚かったりするとやはり多少はガッカリするものである。

だから、歯はある程度はきれいにしておくべきだと思う。

虫歯治療をした後は、歯が黄色い人は、歯医者で治療のついでに「ホワイトニングもお願いします」と言おう。

たまにテレビに出ている人で不自然に真っ白い人がいるが、あれは不自然な整形手術と同じで

非常にザンネンである。そこまで歯を白くするのはやめていただきたい。

一般人であれば、タバコのヤニやコーヒーの飲みすぎで歯が真っ黒な人は別にして、今より少し

白くするだけで見た目の高感度が随分違ってくる。

なぜ、髪型にこだわる男女が、歯の色を少し綺麗にしないのか、本当に不思議である。

 

この歯磨き一本で、黄色い歯が、真っ白くなることはない。

海外のでは多少そういうのもあるが、どんな成分が入っているのか定かではなく危険だと思うからオススメしない。

いろいろなホワイトニング歯磨きを使ってきた中で、この歯磨きは7年くらい使っているが、

とても優秀である。

成分も危険な成分(ラウリル硫酸ナトリウムなど)が入っていないからオススメである。重曹が入っている歯磨き粉で歯を白くしてくれるものもあるが、やはり重曹で歯を削って白くするので長期間の利用はオススメしない。

だけど、他の歯磨き粉でも言えることだが、

「歯磨き粉を使っただけで、黄色い歯が真っ白になることはない!」

ということを知っていて欲しい。

歯医者で1-2回のホワイトニング(費用は1-2万から)をしてからこの歯磨き粉を使うと

その後も歯の白さを保つことができる。そしてしばらく使い続けると、コーヒーなどを飲んでも、多少歯のメンテナンスを怠ったとしても、綺麗に歯を保ってくれる。

そういう長い付き合いのできる信用できる歯磨き粉だ。

スーパーでアパガードシリーズはたくさん売っているが、この「リナメル」を置いている店は少ないので注意!

 

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